ブログ紹介

フィリピン・バギオ市在住 ㈱TOYOTAのブログです。旅日記・書評・メモなどなんでも詰め込むnaotonoteの文字通りオンライン版。
現在は英語学校 PELTHで働いています。過去のフィリピン編の記事は、学校のブログに転載しています。

2011-05-15

旅の始まり


突然ですが今、フィリピンにいます。バギオ(Baguio)という街です。フィリピンは7107の島から構成される島国ですが、バギオは首都マニラがあるルソン島の中心部に位置しています。


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バギオで何をしているのか。

ズバリ、英語の勉強です。現地の英語学校に通っています。



フィリピンで英語?

と疑問に思われる方もいらっしゃるかと思いますが、フィリピンは実は、アメリカ・イギリスに次いで世界で3番目に英語人口の多い国なのです。しかも、他の英語圏の国と比べて、格段に物価が安いのが売り。まだ滞在1週間目なので、現地の物価の感覚をつかみきれていませんが、例えばタバコは1箱30~40ペソ。日本円で約60~80円くらいでしょうか。出国前、日本ではタバコが1箱400円前後でしたから、5分の1の価格でタバコが買えます。

そんなフィリピンの環境をうまく利用して、ここフィリピンには英語学校がたくさんあります。自分の通っている学校は、学費・食費・宿泊費込みで1ヶ月¥65000。

わお。日本で暮らすよりも安い。しかも英語の勉強ができる。

実は、アメリカなどの英語圏に留学する学生の多い中国・韓国では、留学前にフィリピンで英語を勉強してから、向こうにいく、というのが最近はトレンドなんだとか。

では、なぜ英語を勉強するのか。

今回の記事の主題はまさにそこにあるのですけれども、またバックパッカーとして世界を放浪するためです。前回の欧州放浪では、3ヶ月間向こうで過ごしましたが、今回は3・4年のスパンの持久戦で世界を一周してこようかと考えています。もちろん、それだけの期間を海外で過ごせるほどのお金はもっていないので、現地でワーキングホリデーなどをしながら、「現地に住む」ということも視野に入れて、計画を練っています。

現地に住む。

これこそが、前回の欧州放浪とは決定的に違っている点です。前回の放浪では、自分なりに精一杯楽しんで、勉強して、いい出会いにも恵まれて、だいぶ満足しているのですが、もう少し英語力があれば、もっと豊かな旅になっていただろう、という思いも禁じえません。前回の旅は、移動の繰り返しでしたけれども、同じところに長期滞在して、現地の生活に溶け込もうと思ったら、それなりの語学力は必要不可欠です。


  • もっと海外の人とうまくコミュニケーションをとりたい。
  • 海外の人たちが何を考え、何を感じているのか、もっともっと知りたい。
  • 日本のそれと比べて圧倒的な量を誇る、英語ネット圏の情報を有効活用したい。
  • トラブルに巻き込まれても、自分ひとりでそれを処理できるだけの英語力がほしい。

こんなふうにいろいろと考えた結果、まずは旅の最初に、集中的に英語を勉強しようと思ったのです。先週、5月6日に日本を出発。同日深夜にここバギオにたどり着き、9日から授業開始。今日、ちょうど1週間がたちました。

やはり言語というものは、使ってないとどんどん忘れちゃうものです。前回の旅(2007.11~2008.01)から数えて、約3年たっていますから、今は英語を話すためのリハビリをしている感じでしょうか。1週間たって、今ようやくですが、英語を話ための感覚を取り戻しつつあります。まずは3年前の英語力を取り戻してから、ここから更に、レベルアップしなければなりません。





長い長い旅は、まだ始まったばかり。

これから、どんな世界が自分を待っているのか。

これから、どんな景色を見ることができるのか。

これから、どんな人たちと出会うことができるのだろうか。





想像はふくらむばかりです。



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