ブログ紹介

フィリピン・バギオ市在住 ㈱TOYOTAのブログです。旅日記・書評・メモなどなんでも詰め込むnaotonoteの文字通りオンライン版。
現在は英語学校 PELTHで働いています。過去のフィリピン編の記事は、学校のブログに転載しています。

2011-11-03

世界で使える言語まとめ

フィリピンで英語留学を経験し、10月末のTOEICをうけ、現在国内ワーホリ的な生活をしながら、同じ宿に住んでいる住人たちのおかげで英会話の練習環境には不自由せず。ってことで、英語の勉強は一つ山を超えた気がする(と勝手に納得した)ので、第2外国語の勉強をはじめようかと考えています。んでもって現在、何語を勉強しようかと、マジメに熟考中です。

どっか特定の国に移住するわけではないので、前提として世界でバックパッキングするにあたって汎用性の高い言語が候補。というわけで、世界で広く使われている言語について調べてみました。

…ちなみに、学生時代にやってたフランス語ですが、完全にアウト・オブ・眼中。フランスにいたときも”Bonjour” と ”pardon” しか話しませんでしたし笑、いざとなったら”Je ne parle pas français”(フランス語は話せません)で逃げれば万事OKです。

■英語

その前に、日本人にとっての第1外国語・英語ですが、やっぱ汎用性は圧倒的No.1ですね。母語としての話者はイギリス・アメリカ・オーストラリア・カナダを中心に約5億人だそうですが、第2言語としての言語人口は20億人近いみたいです。世界人口60億の1/3。最近は第2言語として少し簡略化されたGlobishなる概念も浸透し、今後話者はもっと増えていくかと予想されます。



旅する上での言語としては、圧倒的に便利ですし、今や世界中の情報が英語のネット圏に集まるので、読めるだけでもかなり心強い。

■スペイン語
スペイン語を公用語とする国々(黄色)

バックパッカーで第2外国語といえば、まずはやっぱりスペイン語ですかね。南米を中心に話される地域は広く、英語よりスペイン語のほうが上手なバックパッカーにも何人か出会いました。母語としての話者人口は、4億2000万人

利点としては、英語と同じインド・ヨーロッパ系の言語なので、英語との共通点が比較的多いこと。読み書きに使われるのもアルファベットなので、文字を新しく覚える必要がないこともアドバンテージ。

格安で勉強できるフィリピン英語留学のスペイン語版・グアテマラ留学ってのもバッパーの間ではトレンドみたいですし、やっぱりスペイン語のできるバッパーはなんとなく古参な感じがしてかっこいい。

ただ、個人的にはあまり南米旅行のプライオリティが高いわけではなく、行きたい地域としては後述のユーラシア大陸がメインなのが、悩みどころ。まぁ、行ったら行ったでどうせ病みつきになっちゃうんでしょうけど、いまのところ優先度は高くありません。

■中国語
方言が多いのも中国語の特徴
(Wikipediaより)

母語としての話者人口圧倒的No.1、13億人を誇る中国語。その影響力の拡大とともに、今後日本および世界で急速に需要が高まっていく言語だと思われます。たぶん、旅よりもビジネスでの活用を前提に勉強する人のほうが多いでしょうね。この先日本で何があっても、英語と中国語ができれば間違いなく生きていけるだろう…。

また、日本語とは字体がすこし異なるとはいえ、使われているのは同じ漢字というのもメリットです。僕は中国語の勉強をしたことはないですが、知人いわく「中国語は日本人にとって、勉強時間に比例して順調に伸びる言語だと思う」とのこと。

ただ、話者はほとんどが中国本土で、他に公用語となっているのは台湾・シンガポールくらい。チャイナタウンは世界中にありますが、どの程度汎用性があるのかは未知数。

個人的には、近くに台湾人がけっこう住んでて、気軽にたずね、練習相手になってもらえる環境があるので、ちょっと中国語に傾きかけています。
アラビア語が唯一の公用語の国(緑)
アラビア語が公用語のうちの一つの国(青)
(Wikipediaより)

■アラビア語

おそらく、日本人にとってはいちばん馴染みのうすいであろう言語。文字も全く読めないし、右から左に書く繋がった字も、「どうやって書くの?」って印象。使う数字もアラビック数字ではないので、ぼったくられやすいバックパッカー泣かせの言語圏ではあります。

一方、母語としての話者人口は2億3000万人におよび、地域としては、中東から北アフリカ一体のかなり広大な地域に及びます。汎用性はそれなりに高そう。

ただ、あんまりアラビア語を勉強してる、って人の存在は聞きませんし、日本でも参考書はあんまり見かけないですね。個人的には、イランを中心とする西アジア世界に憧れがあり、イランから中東諸国にかけてを旅するのが夢なのですが、肝心のイランはアラビア語ではなくてペルシア語なんですね。これでイランがアラビア語だったら、飛びついているとは思うんですが…。

友人が一人勉強中なので、彼にいろいろ聴きながら様子を見ようかと思います。

■ロシア語

世界一面積の広い国・ロシアで話される言語です。ロシアの人口は1億4000万人ですが、その歴史的経緯からバルト3国や「~スタン」の国々が密集する中央アジアではだいぶ通じるみたいです。全部まとめると、話者は2億6000万人にのぼるとのこと。

中央アジアもかなり旅したい地域ではあるので魅力的なんですが、この地域では英語もそれなりに通じると聞いたこともあり(不確定情報)、個人的には優先度はあまり高くありません。…というか、下手にロシア語なんか喋れたもんなら、ウォッカのシャワーを浴びそうで怖い。


というわけで、かなり迷ってるんですが、このままだと中国語に流れていきそうな気がする…。

調べてみて驚いたのは、日本語の話者1億2000万人ってのは、世界的にみるとかなり多いほうで、世界で9番目にランクしていたことです。主に日本でしか話されていないのはネックですが、日本文化の浸透とともに、「Cawaii」「Mottainai」など、世界で通じる日本語も増えていますし、今後もそれが増え続けてくれれば、日本人としては楽な限りです。



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