ブログ紹介

フィリピン・バギオ市在住 ㈱TOYOTAのブログです。旅日記・書評・メモなどなんでも詰め込むnaotonoteの文字通りオンライン版。
現在は英語学校 PELTHで働いています。過去のフィリピン編の記事は、学校のブログに転載しています。

2011-11-02

「池田屋」で飲んできた

昨日に続いて新撰組ゆかりの地になります。

治安警察である新撰組の名を一気にとどろかせたのが、1864年の池田屋事件です。討幕派の志士たちが密会していた京都の池田屋を、新撰組が襲撃。このとき闘死、もしくは逮捕された面々たるや錚々たるもので、これ以後、新撰組は討幕派の最大の敵として立ちふさがるのです。

で、その事件現場の池田屋なんですが、その後は廃業し、跡地は旅館になったりパチンコになったり、紆余曲折を経て、現在は居酒屋チェーン・華の舞の系列店として営業を開始。幕末のころの池田屋よろしく、飲食処となりました。オープンしたのは比較的最近の2009年。おもいっきり、昨今の歴史ブームにのっかってますね(笑)

前から気になってたんですが、フィリピン時代の友人と飲むことになりまして「あんなのあるよー」って言ってみたら「じゃあ」てことで、池田屋で飲むことに。


ドラマなんかの池田屋襲撃のシーンでは
必ずでてくる、例の大階段も完全再現
ゆかりの品もいろいろと展示されてます。
で、メニューのほうですが、一般的な居酒屋チェーンとあまり変わりありません。和民とか笑笑とか、そんな感じのラインナップです。

目を引くのは、新撰組隊士をそれぞれイメージしたカクテル。ノンアルコールのカクテルも充実してます(写真右、クリックで拡大)。このアニメ絵で美化されたイラストといい、たぶんいわゆる「歴女」をターゲットにしているんでしょうね。

左は、トイレに立てかけてあった「局中法度」。新撰組の軍法です。白木屋のトイレにはってある「親父の小言」みたいなノリでくっついてます。でも逆らったら切腹です。

歴史好きの間では、こういうの結構好き嫌い分かれるかもしれないですね。コアなファンは、こういうの逆に嫌がるかもしれませんけれども、僕は普通に面白かったです。一回、話のタネに言ってみる価値はあると思います。

店員さんが、新撰組のシンボル、あさぎ色の羽織を着ながら働いていまして、「ちょっと写真とらせてもらってもいいですか?」って聞いてみると「いえ、むしろお貸しするんでどうぞお客さんとってください」ということで、記念に一枚。

こういう、歴史的な場所で、それをそっくりそのまま生かしたアミューズメントにするって発想は面白いですね。江戸城跡で「大奥」って名前のキャバクラをやるとかね(皇居でんなもん無理に決まってます)。

詳しいメニュー・地図・クーポンなどはこちらからどうぞ
海鮮茶屋 池田屋 花の舞


人気ブログランキングへ


このエントリーをはてなブックマークに追加

0 件のコメント:

コメントを投稿