ブログ紹介

フィリピン・バギオ市在住 ㈱TOYOTAのブログです。旅日記・書評・メモなどなんでも詰め込むnaotonoteの文字通りオンライン版。
現在は英語学校 PELTHで働いています。過去のフィリピン編の記事は、学校のブログに転載しています。

2012-01-21

乃木神社

伏見シリーズ、続きます。明治天皇 伏見桃山陵を訪れたあと、地図に気になる文字を発見したのでそのまま行ってみました。それは、乃木神社

普通、乃木神社っていったら東京・乃木坂の乃木神社を指すと思いますが、調べてみると乃木の生まれ故郷・下関や、別荘のあった那須など、彼にゆかりのある場所に他にもいくつかあるんですね。

で、この伏見の乃木神社は乃木希典にどんなゆかりがあるかというと。…それが特にないんです(笑)

■乃木希典

この神社の祭神・乃木希典のぎ まれすけは明治時代の軍人で、日露戦争で旅順要塞攻略戦を指揮。日本海海戦でバルチック艦隊を破った東郷平八郎とともに「英雄」と称されます。しかし、明治天皇が崩御されると、それを追って乃木も殉死。これが国内だけにとどまらず、世界に衝撃を与えました。最近では、大河ドラマ『坂の上の雲』で注目度も上がってます。

乃木希典


この神社は、その乃木の殉死に衝撃を受けた村野山人という実業家が、私財をなげうって乃木将軍の人となりを後世に伝えようと建立したもの、ということです。

その性格上、神社の中には乃木ゆかりの品なんかを展示した資料館なんかがあって、いろいろ楽しめました。写真下は、乃木が生まれ育った長府の生家を再現したもの。


こちらは、資料館。その外装はなんと乃木が日露戦争のときに指揮所として使っていた民家を買い上げ、わざわざ中国から移築してきたもの。…気合入ってます。


というわけで、この伏見と乃木に直接の関わりがあるわけではないのですが、あえて「なぜ伏見?」と問われれば、それは彼が殉じた明治天皇の陵墓がすぐ近くにあるからでしょう。実際、乃木神社は明治天皇陵に寄り添うように、すぐふもとに建っています。


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