ブログ紹介

フィリピン・バギオ市在住 ㈱TOYOTAのブログです。旅日記・書評・メモなどなんでも詰め込むnaotonoteの文字通りオンライン版。
現在は英語学校 PELTHで働いています。過去のフィリピン編の記事は、学校のブログに転載しています。

2012-01-19

伏見の諸天皇陵

伏見城からの続きです。せっかく伏見まできたので、近くを散策。京都には天皇陵、つまり天皇の墓がたくさんありますが、伏見エリアにもいくつかあります。

■大光明寺陵

伏見城に向かう途中、「たまたま」みつけた天皇陵。南北朝時代の光明天皇崇光天皇、加えて、崇光天皇の孫の治仁王はるひとおうのお墓です。これらの天皇はいずれも北朝の天皇で、天皇家が分裂した南北朝時代において、日本の歴史上、公式には「南朝が正統」とされているため、なんと宮内庁のHPにものっていません。後述の2つの陵墓よりも規模は小さく、どうも不遇な扱いが否めない…。

■柏原陵

いわずと知れた、平安京遷都を実行した桓武天皇のお墓。伏見城のすぐ隣にあり、実際、伏見城をめざす遊歩道の途中にありました。

遊歩道は伏見城、明治天皇陵へともつながる
■伏見桃山陵

日本近代の父・明治天皇のお墓。大正天皇以降は東京・八王子に眠られているものの、明治天皇は遺言によって京都に埋葬されることを望んだとのこと。規模はかなり大きく、伏見の丘のほとんどを占めています。古墳のように山が盛られているのが上記2つと異なる。また、昭憲皇太后の伏見桃山東陵も隣接。

南側の階段から登るのが普通のかもしれませんが、
自分は林に囲まれた参道(?) を歩いて西方向から入りました。
途中、伏見城の石垣に使われた石材も
伏見桃山陵からは、南部・宇治方面も一望できる


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