【写真】パリのKEBAB屋店員
今日は約3ヶ月ぶりに、アルバイトをしてきました。6時間働いて、やっぱり日本人って「お客様は神さま」って労働哲学が染み付いてるんだなぁ、って思った。客がカウンターに並んだら、別の仕事しててもすぐにレジに向かう。クレームには、頭を下げてでも丁寧に対応する。
アムステルダムのマックでは、店員同士がしゃべってるせいで注文したビッグマックが20分遅れで出てきたり、パリのネットカフェでは、「フランス語話せ。英語はわからん。帰れ」って追い返されたこともある。本当に、仕事や客に対する態度が違う。
ちなみに、欧州には大きく別けて3つの民族がいる。
- ラテン系 : フランス・イタリア・スペイン等
- ゲルマン系 : ドイツ・イギリス等
- スラヴ系 : 東欧の国々・ロシアなど主に旧共産圏の国
(北欧のサーミ人とか、アラブ系の移民もいるけど、ここでは除外)
1番日本人に近いと感じたのが、ゲルマン系の人たち。スラヴ系のチェコ、ポーランドなんかでは、電車が1-2時間平気で遅れたりもしてたけど、ゲルマン系ドイツの電車は1分の誤差もなく駅に着く。ラテン系の人たちは、(日本人の感覚だと)総じて客に対する態度が悪い。あいつら、本当に客よりも自分の事情を優先する。
そのかわり、ラテン系は楽しそうに生きてるなって印象は、強く受けた。現に、イタリア人は「世界一遊び上手な民族」って呼ばれてたりもするし、フランス人はジョークがうまい。
日本だと、「仕事が生きがい」って人も多いけど、「過労死」 (英語でも Karoshi で通じる、あるいは death from overwork)なんて言葉もあるくらい、自分の人生を犠牲にすることもある。イタリア人もスペイン人も、楽しそうに生きてはいるけれど、正直、経済的な発展の度合いでは、日本・イギリス・ドイツには敵わない。
「生きがいになる仕事でバリバリ働いて、倒れるならそれでも良いや」
「いやいや、仕事よりも自分の人生、楽しんでナンボでしょ」
あなたはどっち派?(特に、就活やってる人に聞いてみたい今日このごろ)
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