佐藤優が、微罪容疑により逮捕され、獄中にいたときの手記をまとめた一冊。岩波現代文庫から文庫化されたので、読んでみました。
非常に内容の濃い本なので全部は紹介できませんが、ちょっと勉強になったところを引用します。学術書の読み方について。
これはとても参考になります。自分はこれまで、学術書や論文を読むときに、齋藤孝流の「三色ボールペン読書術」を使って線を引きながら一度読み、大事だと思った部分だけ読書ノートに写経する、という勉強法を行っていました。しかし、それっきりで終わることも多く、読書語の消化不足も否めない状況に陥っていたことは否めません。三回にわけて、それも「時間をおいて読む」というところがポイントでしょうか。やっぱり、頭に定着させるには、手間暇を惜しんではいけませんね。
今、ブレア政権が掲げた政治路線を理解するために、アンソニー・ギデンズの『第3の道』という本を読んでいるので、早速佐藤優流の読書術を試してみたいと思います。
非常に内容の濃い本なので全部は紹介できませんが、ちょっと勉強になったところを引用します。学術書の読み方について。
私が学術書を精読するときは、同じ本を三回、それも少し時間をおいて読むことにしています。
第一回目 ノートやメモをとらず、ときどき鉛筆で軽くチェックをして読む
第二回目 抜粋を作る。そして、そのとき、内容を再構成した読書ノートを作る
第三回目 理解が不十分な箇所、あいまいな箇所についてチェックする
このような読み方をすると、10年経っても内容を忘れることがありません。(P169)
これはとても参考になります。自分はこれまで、学術書や論文を読むときに、齋藤孝流の「三色ボールペン読書術」を使って線を引きながら一度読み、大事だと思った部分だけ読書ノートに写経する、という勉強法を行っていました。しかし、それっきりで終わることも多く、読書語の消化不足も否めない状況に陥っていたことは否めません。三回にわけて、それも「時間をおいて読む」というところがポイントでしょうか。やっぱり、頭に定着させるには、手間暇を惜しんではいけませんね。
今、ブレア政権が掲げた政治路線を理解するために、アンソニー・ギデンズの『第3の道』という本を読んでいるので、早速佐藤優流の読書術を試してみたいと思います。
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