実は自分、血液型トークが大好きです。話題のこの本、読まずにはいられませんでした(笑)
読んでみてびっくりです。自分は言うまでもなくAB型ですが、当てはまる項目多すぎて困ります。読んでいて、思わずニヤついてしまいました。
ところで、血液型性格診断には根拠がない、と言う話をよく聞きますが、本当にそうなのでしょうか?この『○○型 自分の説明書』シリーズのブームで、ますます血液型ごとのステロタイプが広がりそうですが、実際に血液型と性格の関係には、どの程度科学的な根拠があるのでしょうか?
血液型人間科学研究センター理事長の能見 俊賢(のみ としたか)氏は、著書『「血液型」の世界地図』でこう述べています。
この『「血液型」の世界地図』は他にも、日本でB型社長が多い理由、米・英が戦争で手を組む理由、イタリアの南北文化論を血液型の観点から分析するなど、様々な社会的現象に関して、考察が加えられています。『自分の説明書』は直感的な面白さを追求したタイプの本ですが、こちらではきちんとした理由が示された考察なので、思わず納得させられることも多いです。
ちなみに、巻末には有名人の血液型リストつき。どれどれ、AB型は…ジョン・F・ケネディ、勝海舟、塩川正十郎、田中真紀子、アンオニオ猪木、太宰治、石ノ森章太郎などなど、何となくうなづいてしまう顔ぶれがズラリ。特に、僕が尊敬してやまない勝海舟はAB型人間の典型のような気がします(笑)
読んでみてびっくりです。自分は言うまでもなくAB型ですが、当てはまる項目多すぎて困ります。読んでいて、思わずニヤついてしまいました。
□ 自分ほどずぼらな奴はいない。
□ でも、やるときゃやる!
□ 自分が本気になったら誰もかなわない。本当に。
□ とか思ってる(P19)
□ 「自分はこれで終わる人間じゃない」
□ という願望。(P32)
□ 大事な人に大事なことを、告げない。
□ 誰かに何かを打ち明けるときは、いつも事後。
□ だから「突然の大告白」みたいになる。(P44)
□ 精神的に追いつめられると、人がビックリするような怖いことをする。(P96)
□ そうじのオバちゃんと世間話をする。した。もう、引用してたらキリがありませんので、この辺にしておきます(笑)
□ 1人で歩いているとき、前を行く人を追い越す。
一瞬のすき間をぬうようにサっ、サっ。
□ で、信号待ちで追いつかれる。(P105)
ところで、血液型性格診断には根拠がない、と言う話をよく聞きますが、本当にそうなのでしょうか?この『○○型 自分の説明書』シリーズのブームで、ますます血液型ごとのステロタイプが広がりそうですが、実際に血液型と性格の関係には、どの程度科学的な根拠があるのでしょうか?
血液型人間科学研究センター理事長の能見 俊賢(のみ としたか)氏は、著書『「血液型」の世界地図』でこう述べています。
改めてハッキリさせておこう。どうやら、一定の関連性はありそうです。なお、本書で興味深いのは、人類がいかにしてO・A・B・AB型の4種類に分かれたかについて、仮説が示されている点です。曰く、人類は元々O型で、現に人類発祥の地と言われるアフリカ中央部は、O型の割合が高いそうです。
血液型は性格を分類するものではないということ……人の性格は十人十色、私たち固有の性格づくりの上で、遺伝子的に組み込まれた血液型物質が、どう生かされ影響しているのかを、丹念に確認していくための手がかりである。
人間も含めて全ての生物は“生物学的一様性”と言って、驚くほど同じ材質で出来ているのだが、1900年にオーストリアの医師カール・ランドシュタイナーによって発見された血液型物質によって、この定説は崩れた。ABO式の分類では、科学的構造特性の全く違うものが、人それぞれに分布していることが判明したのである。
ノーベル賞に値したこの物質の発見が、当初、血液中から検出されたために、血液型と命名され、それが一般に知れ渡ってしまっただけで、実はこの物質、髪の毛、脳細胞、筋肉組織、爪、骨など全身に分布する現象であったのだ。
言わば、生物の材質差を示している数少ない標識であり、これまでの輸血や献血の際に問題とされ、血液の違いみたいに誤解されていた認識を改める必要がありそうである。
全身に分布する材質差が、生命活動のあちこちに滲み出るのは、当然のことだろう。(P3-4)
O型の人は、人類に共通する血液型物質だけを持つ。生命体としてもっとも自然な人間性を純粋に持ち、それにそう生き方をする。生きる欲求、バイタリティは強く、目的に向かい直進。やがて人類が農耕・牧畜を行うようになり、人の社会に「組織」が誕生としたころから、A型物質・B型物質が誕生します。
まずA型は、北欧の森林地帯やフィヨルドの入り組んだ複雑な地形、西ヨーロッパのアルプスやピレネー山脈周辺の山岳地帯など、見通しの悪い地域で生き残る性能として発生、または生き残ったと思われる。
人間社会の発展における“組織づくり”に、A型の気質は大いに生かされてきた。秩序や形を整えることを重要に考え、それに沿うような気質が目立つ。
これに対してB型は、インド北西部、中東や北アフリカの砂漠と原野、中央アジアの大草原、大平原地帯で遊牧民として暮らすために、素早い情報収集と行動力、臨機応変に対応できる性能として発生、あるいは生き残ったと考えられる。さらに、西洋のA・Oグループと東洋のB・Oグループが、だんだんと、時にはアレクサンダーの東方遠征などで急激に交わった結果生まれたのが、AB型なのだそうです。つまり、AB型は一番歴史の浅い人種だということですね。
AB型の基本的な方向性は合理性で、人間のナマな欲求からは最も遠ざかっているように見える。A型とB型という対照的な気質を両方持っているAB型は、ひとりの人間の中にA面とB面の対話を常に行っている。ここに、AB型の特性が集約されている気がします。AとBの性格、それがミックスされて、両者が常に頭の中で戦っているのがAB型なんですね。一般に「二重人格」と言われることが多いのは、これが原因じゃないでしょうか。
この『「血液型」の世界地図』は他にも、日本でB型社長が多い理由、米・英が戦争で手を組む理由、イタリアの南北文化論を血液型の観点から分析するなど、様々な社会的現象に関して、考察が加えられています。『自分の説明書』は直感的な面白さを追求したタイプの本ですが、こちらではきちんとした理由が示された考察なので、思わず納得させられることも多いです。
ちなみに、巻末には有名人の血液型リストつき。どれどれ、AB型は…ジョン・F・ケネディ、勝海舟、塩川正十郎、田中真紀子、アンオニオ猪木、太宰治、石ノ森章太郎などなど、何となくうなづいてしまう顔ぶれがズラリ。特に、僕が尊敬してやまない勝海舟はAB型人間の典型のような気がします(笑)